社員インタビュー

K.N2003年入社|製造部

「好き」の延長線上で見つけた仕事
こだわり抜いて身につけた職人技

私の祖父の趣味は、大工道具を使ってものづくりをすることでした。私自身も子どもの頃から大工道具に触れていたことで、ものづくりが好きな大人になりました。前職は、内装屋などの現場仕事です。次も、ものづくりの仕事がしたいと探していたところ、犀工房の求人を見つけました。

遊具は、建築とはまた少し違う、特殊ジャンルです。珍しさを感じつつも、ものづくりに携われる喜びを感じ、入社を決めました。私にとっては「仕事」というよりも、好きなことの延長にあるイメージ。プラモデルやジオラマをこだわって丁寧につくる、そんな感覚に近いです。

部品はすべて手作り
塗装・溶接・組み立て全ての作業を丁寧に

私が25歳で入社した当時は、製造のなかでもさらに細かく塗装、鉄鋼、木工など部署が分かれていました。基本的に、すべての部品が手づくりのため、学ぶこともやることも多いです。「全部の技術を身につけたい」と考え、さまざまな経験を積み、スキルを身につけました。

現在の主な仕事は、組み立てです。塗装や溶接などすべての作業が終わったあとで、クレーンに吊るしながら、丁寧に行います。完成したら、不具合がないかどうかの最終チェックへ。問題がなければ納品へと進みます。ほかにも、必要に応じて塗装や鉄の溶接など、さまざまな作業を行っています。

子どもたちや先生の喜ぶ顔がやりがい
出張修理に全国を飛び回る

現地の工務店や業者の方に納品をお願いするケースが多いですが、なかには犀工房が幼稚園・保育園に完成品を設置するところまで担当するケースがあります。設置だけでなく、経年劣化による色褪せやスコップや石による割れなどの出張修理をすることも。現地に出向き、子どもたちや先生の反応を直接見ることができるのも、嬉しい瞬間です。

そのほか、幼稚園・保育園向けの遊具メーカーの展示会に、ブースの説明員として行くこともあります。製造だからといって、ずっと社内で働くわけではありません。出張では、全国いろいろなところに行けて楽しいですよ。

遊具は誰もが一度は通る道
思い出に残る遊具さらなる技術追求を

遊具は、多かれ少なかれ、ほぼ全員が子ども時代に一度は通る道だと思います。私が子どもの頃に遊んだ遊具は、今も記憶にあります。だから、今、私たちが設置している遊具も、子どもたちの記憶に残り続けるかもしれません。そう考えると、とても素敵な仕事ではないでしょうか。

会社としては、新しい遊具を生み出せれば、より面白いと思います。私個人としては、定年を迎えるまでは、ずっと修行が続くイメージです。犀工房は、元々造形屋からスタートした会社。色、デザイン、素材など、追求できる部分は、たくさんあります。だからこそ、ものづくりが好きでとことんまでこだわりたい方にとっては、飽きることなく働ける面白い職場だと自信を持って言えます。

ある日のスケジュール

9:00
始業・ミーティング・材料の発注
9:30
製造
12:00
お昼休み
13:00
製造
15:30
午後休憩
15:45
製造
17:30
終業

※基本的に残業はなし / ただし年度末など発注量が増える時期は、残業が発生することも